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売るにも、貸すにも、壊すにも、家の中の物を出さないと何も始まりません。売買の仲介の現場では、「片付けが終わらない」という理由で半年以上売り出せなかった実家を何軒も見てきました。査定も済み、兄弟の合意も取れているのに、家財が残っているせいで内見に出せない。その間も固定資産税と管理の手間だけが積み上がります。
僕にも昭和初期に建った実家があります(いまは親のひとりが住んでいます)。ただこの記事は自分の片付けの体験談ではなく、お客様の実家で見てきた「うまくいった片付け」と「止まった片付け」の差を、費用と順番で整理したものです。間取り別の相場と自分でやった場合との差、業者を呼ぶ前に3日間で済ませること、許可と見積で業者を見分ける方法、片付けずに売る・壊す選択肢がいくらになるかが分かります。
費用は2026年9月時点の各社公開相場と自治体の公表料金をもとにした目安です。物量や地域で大きく変わります。譲渡所得や取得費の扱いなど税務の個別判断は税理士にご確認ください。
先に結論
- 遺品整理業者の相場は1Kで3万〜8.8万円、2LDKで10万〜20万円、一軒家(4LDK以上)で22万〜70万円。自分で仕分けして処分だけ頼めば、僕が見てきた家では2〜4割下がることが多い。
- 業者を呼ぶ前の3日間で「貴重品と書類の確保」「残す・売る・捨ての仕分け」「大物の処分予約と買取」まで進めると、見積の物量が減り、追加料金の火種も消える。
- 業者は「一般廃棄物の許可を自社で持つか、許可業者と提携しているか」「見積にトラック台数と人数があるか」で見分ける。安さだけで選ぶと当日の追加請求で結局高くつく。
- 片付けの前に相場を知る。売値が分からないと、片付けにいくらかけていいかも決められない。
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実家の片付け・遺品整理の費用相場(間取り別)
遺品整理業者の料金は間取りで案内されますが、実際に決まるのは物量です。同じ3LDKでも、親が物を溜め込んでいた家と、施設入居ですでに家財を減らしていた家では倍近く違います。まず各社が公開している間取り別相場を並べます。
| 間取り | 業者に丸ごと依頼した場合の相場 | 作業人数・時間の目安 |
|---|---|---|
| 1R・1K | 3万〜8.8万円 | 1〜2名・1〜3時間 |
| 1LDK | 6万〜20万円 | 2〜4名・2〜6時間 |
| 2LDK | 10万〜20万円(物量が多いと30万円超) | 3〜6名・3〜8時間 |
| 3LDK | 17万〜50万円 | 4〜8名・5〜12時間 |
| 4LDK以上・一軒家 | 22万〜70万円 | 4〜10名・6〜15時間 |
出典:EPARKくらしのレスキュー、ブルークリーン、相続ナビ、はじめての遺品整理 見積もりガイドの公開相場(2026年9月時点)。
一軒家で上限が70万円まで開くのは、間取り以外の要因が乗るためです。見積が上限側に振れる要因を並べます。
| 上振れの要因 | 上振れの目安 | 見積の前にやること |
|---|---|---|
| 納戸・物置・庭・屋根裏の物 | 見積に入っていない分だけ物量が増える | 訪問見積で物置と庭まで開けて見せる |
| 搬出経路(旗竿地・階段しかない3階建て) | 人手が増えて1〜2割増(目安) | 駐車場所と搬出経路を先に伝える |
| 処分困難物(ピアノ・金庫・仏壇・農機具・消火器) | 品目ごとに別料金 | 該当品を写真で送る |
| 特殊清掃(孤独死・長期放置で汚損がある) | 1Kで5万〜20万円、消臭で3万〜15万円(各社相場) | 発見までの日数を隠さず伝える |
特に物置と庭は、見せなかった分が当日の追加請求になります。特殊清掃は自分では減らせない費用で、親が一人暮らしで亡くなり発見まで日数が経っていれば、遺品整理の前に別工程で入ります。電話の段階で伝えないと、当日に作業が止まります。仲介で見た範囲では、築40年以上の一軒家で親が亡くなるまで住んでいた家は30万〜50万円に落ち着くことが多い印象です。
自治体の粗大ごみで自分で処分した場合
同じ家財を自分で仕分けて、自治体の粗大ごみと家電リサイクルで処分した場合の目安です。
| 品目 | 自治体の粗大ごみ手数料(例:船橋市) | 家電リサイクル料金(2026年7月版) |
|---|---|---|
| タンス・食器棚(大型) | 1,480円/点 | ― |
| ベッド(ダブル) | 1,480円 | ― |
| ソファ(2人用以上) | 1,110円 | ― |
| 布団(3枚まで) | 370円 | ― |
| 冷蔵庫(171L以上) | 粗大ごみ不可 | 4,730〜5,600円 |
| 洗濯機 | 粗大ごみ不可 | 2,530〜3,300円 |
| テレビ(16V型以上) | 粗大ごみ不可 | 2,970〜3,700円 |
| エアコン | 粗大ごみ不可 | 550〜2,000円 |
出典:船橋市 粗大ごみ処理手数料一覧/一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル料金一覧表2026年7月版(主要メーカーと指定法人の料金。一部メーカーはこれより高い。収集運搬料金は別)。
一軒家で粗大ごみ30点(1点370〜1,480円)と家電4品目を出したとして、手数料の合計は2万〜6万円。ここに軽トラックのレンタルや、遠方なら往復の交通費が乗ります。業者に頼めば22万〜70万円のところ、自分でやれば現金の出費はおおむね3万〜10万円。差額は自分と家族の時間です。
ただし「全部自分でやる」は途中で止まる人が多い。現実的なのは、次の3日間で自分ができるところまでやり、残りを業者に頼む形です。僕が見てきた家では、この組み合わせで業者の見積が丸投げの6〜8割に収まることが多い。なお、売らずに貸す場合や家族が住む場合も、家財を出す工程と費用は同じです。片付け費は売る・売らないにかかわらずかかると考えてください。
📝 現場メモ|見積は「トラック台数」で比べる
業者の見積の根拠は間取りではなく、2tトラック何台分かと作業員何名かです。3社に同じ日に訪問見積を頼み、台数と人数の前提を揃えて金額を比べる。台数が書いていない見積は、当日「思ったより多かった」で増える余地を残しています。
業者に頼む前に自分でやる3日間の手順
ここが一番伝えたいところです。業者に丸投げすると、権利証や通帳が家財と一緒に運び出される事故が起きます。売却に必要な書類は、片付けの過程で探すものだと考えてください。
| 日 | やること | 具体的な中身 | 再発行 | 売却との関係 |
|---|---|---|---|---|
| 1日目 | 貴重品・書類の確保 | 現金・通帳・印鑑・年金手帳・保険証券・鍵。権利証(登記済証または登記識別情報通知)・固定資産税納税通知書・購入時の売買契約書と領収書・建築確認済証・検査済証・測量図や境界確認書・火災保険証券。写真とアルバム | 不可:権利証、建築確認済証、境界確認書、親が買ったときの売買契約書。可:納税通知書(評価証明書を取得)、測量図(法務局備付けの分)、火災保険証券(保険会社) | 権利証と納税通知書は売却時に必須。購入時の契約書は税額に直結 |
| 2日目 | 残す・売る・捨ての仕分け | 部屋ごとに3色のシールで分ける。「残す」は誰が引き取るかまで決める。仏壇・位牌・遺影は別扱いで家族と相談。迷った物は「保留」箱に集めて期限を決める | ― | 「残す」が決まらないと業者見積が出せない |
| 3日目 | 大物の処分予約と買取 | 自治体の粗大ごみをネット予約(地域によっては数週間待ち)。家電4品目は購入店または指定引取場所へ。貴金属・骨董・カメラ・楽器は古物商の買取業者に訪問見積 | ― | 大物が消えると業者見積のトラック台数が減る |
1日目は、表で再発行「不可」とした4点、権利証・建築確認済証・境界確認書・親の売買契約書を最優先で探してください。仲介で実際にあったのは、権利証が見つからず、売買契約後に司法書士の本人確認情報の作成で5万〜10万円かかった例です。権利証は仏壇の引き出し、タンスの奥、金庫、銀行の貸金庫のどれかにあることが多い。親の売買契約書がないと取得費は売却価格の5%しか認められず(国税庁 No.3258)、税額が変わります。境界確認書は隣地と境界を合意した書面で、失えば隣地の立ち会いからやり直しです。
2日目の仕分けで手が止まるのは、捨てるか迷う物が出たときです。その場で悩まず「保留」箱に入れ、「1か月後に開けて、使わなかった物は捨てる」と期限を決める。この方法で片付けが進んだ家を何軒も見ました。仏壇と位牌だけは保留にせず、誰が引き取るか、引き取らないなら供養をどこに頼むかを2日目のうちに家族で決めておきます。ここが決まらないと業者の見積も出せません。
3日目の買取は、値段より「運び出してくれる」ことに意味があります。ピアノ、桐タンス、着物、切手やコインは、処分すれば費用がかかる物が、買取なら0円か数千円のプラスになる。古物商許可(都道府県公安委員会)の番号を掲げている業者を選んでください。
📖 用語メモ|台帳記載事項証明書
建築確認の台帳に残る確認番号・確認年月日・構造・面積などを、役所の建築指導課が証明する書類です。建築確認済証が見つからない昭和の家では、買主の住宅ローン審査などで確認済証の代わりの資料になります。台帳に載っていない家もあるので、まず窓口で有無を確かめます。
⚠️ 失敗メモ|一人で片付けて揉めた例
長男が親の家を一人で片付け、母の着物と父の時計を処分した後で、妹から「形見分けの前に捨てるとは何事か」と怒られ、売却の同意も取り消された例を見ました。回避策は、捨てる前に部屋ごとの写真と「残す物リスト」を兄弟全員に送り、返事をもらってから作業に入ることです。
遺品整理業者の選び方(許可・見積・追加料金)
3日間で物量を減らしたら、残りは業者に頼みます。ここで見るのは値段の前に「許可」です。家庭から出る家財は法律上「一般廃棄物」で、運ぶには市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可が要ります。環境省が注意喚起しているとおり、産業廃棄物の許可、古物商の許可、遺品整理士の資格では家庭ごみを運べません。この許可は新規に取るのが難しいため、多くの遺品整理業者は許可を持つ地元の収集業者と提携しています。提携自体は問題なく、確認すべきは「誰が運ぶのか」を答えられるかです。
| 確認項目 | 見るポイント | 危ない例 |
|---|---|---|
| 一般廃棄物収集運搬業の許可 | 自社で持つか、提携先の業者名を言えるか | 「うちは産廃の許可があるので大丈夫」 |
| 古物商許可 | 買取を行うなら公安委員会の許可番号が表示されているか | 買取するのに番号がない |
| 遺品整理士認定協会 | 優良事業所の認定を受けているか(遺品整理士は民間資格。一覧は協会サイトで確認できる) | 「遺品整理士がいるので廃棄物も運べる」 |
| 見積の内訳 | 人数・トラック台数・処分費・搬出条件(階段・駐車場)が分かれているか | 「一式」で一行 |
| 追加料金の条件 | 追加が出る条件と単価が書面にあるか | 「当日の状況によります」 |
| キャンセル料 | いつから何%か契約前に書面で示されるか | 契約後に初めて知る |
| 訪問見積 | 現地を見てから出しているか | 電話や写真だけで確定 |
| 供養・買取の扱い | 仏壇・位牌の供養が可能か。買取額を見積から引くか | 買取分の説明がない |
| 広告の料金 | チラシやサイトの最低料金ではなく、訪問見積の総額で比べているか | 「1K 1万円〜」「トラック積み放題」で呼び、当日「量が多い」と数倍を請求 |
| 契約の急がせ方 | 見積書を持ち帰って比べる時間をくれるか | 「今日決めれば割引」と即日契約を迫る |
| 処分費の説明 | 処分費の額と運び先が見積に書かれているか | 「処分費無料」「買取で相殺してゼロ円」 |
最後の3行は悪質な業者の入口です。「無料」「ゼロ円」には、処分費を誰に払うのかを聞いてください。
国民生活センターに寄せられた遺品整理の相談で多いのは、「作業当日に予定外の料金を請求され、見積の2倍になった」「処分しないよう頼んだ物を捨てられた」「解約を申し出たら高額なキャンセル料を請求された」の3つです。対策はすべて上の表の中にあります。追加料金の条件、残す物のリスト、キャンセル料を契約前に書面でもらう。それだけで大半は防げます。
見積は3社。1社では高いか安いか分かりません。同じ日に時間をずらして3社に来てもらい、「残す物はこれ、大物はもう出した」と同じ条件を伝えるよう勧めています。
⚠️ 失敗メモ|無許可業者に頼んで不法投棄
無許可の業者に回収された家財が不法投棄された事例は報告されており、藤沢市は「処理を依頼した方自身も罰せられる可能性があります」と注意喚起しています。提携先の社名を聞いたら、市区町村サイトの許可業者一覧に載っているかまで確かめてください。
🔢 数字メモ|遺品整理の相談は年100件超
国民生活センターの2018年7月発表では、遺品整理サービスの相談は2013年度73件から2016年度114件、2017年度105件と増えました。契約後に困ったら、消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターにつながります。
片付けずに売る・壊す選択肢はあるか
「片付ける体力も時間もない」という相談も多い。その場合の出口を、費用の出方で比べます。
| 選択肢 | 残置物の扱い | 費用の出方 | 向く家 |
|---|---|---|---|
| 仲介で売る(原則) | 引き渡し時に残置物なしが原則。残っていれば買主から撤去費分の値引き要求 | 片付け費を自分で払うか、売値から引かれるか | 相場で売りたい家 |
| 仲介で「残置物あり」の特約で売る | 「残置物は買主が引き取り、売主は責任を負わない」特約を契約書に入れる | 撤去費の見積相当(数十万円)を値引きするのが一般的 | 買主が自分で解体・リフォームする前提の家 |
| 買取業者に売る | 残置物込みで買い取る業者が多い | 買取価格は仲介相場の6〜8割(現場の経験値)。片付け費は価格に織り込まれている | 遠方で通えない、早く終わらせたい家 |
| 解体業者に残置物処分も頼む | 解体と一緒に家財を処分 | 解体時に出る家財は産業廃棄物扱いで処分単価が高い。遺品整理業者より割高になりやすい | 更地渡しが決まっている家 |
仲介で「残置物あり」のまま売る場合は、契約書に「本物件内の残置物は買主が無償で引き取り、売主はその状態や処分について責任を負わない」といった特約を入れます。特約がないと、引き渡し後に「片付けの費用を払え」と買主から言われても反論しにくい。買主が自分でリフォームや解体をする前提なら、この特約で撤去費相当を値引きする形が一般的です。
買取業者の「残置物込み」は、片付けの手間を買取価格で払っている形です。仲介より価格は下がりますが、片付け費と自分の時間を足して比べれば、遠方の実家では買取のほうが手残りが多いこともあります。
解体業者に家財ごと頼む選択は、僕は勧めていません。解体で出る家財は産業廃棄物の扱いになり、遺品整理業者が一般廃棄物として処分するより単価が上がります。さらに、貴重品や書類を探す工程がないので、権利証や通帳が瓦礫と一緒に出ていく。片付けと解体は別の業者に分けてください。
📝 現場メモ|片付け前に査定を取っていい
査定額を決めるのは主に土地の面積・接道・建物の築年で、家の中の物量ではありません。訪問査定のときも「残置物あり」と伝えれば片付いていなくて構わない。片付けて綺麗にしてから査定、と考えて半年待つのが一番もったいない。
僕が使っているLIFULL HOME’S売却査定と、片付けとの順番
片付けの相談を受けたとき、僕は「先に相場を取ってください」と言っています。売値が300万円の家に片付け50万円と解体150万円をかけるのか、1,500万円の家なら同じ費用でも判断が変わる。相場が分からないと、片付けにも解体にもいくらかけていいか決まりません。
ただ、片付け前の家に不動産会社を呼ぶのは気が重い。「散らかった家を見られたくない」で止まる人が本当に多い。そこで使えるのが匿名の一括査定です。僕が使っているのはLIFULL HOME’Sの不動産売却査定で、仕事で一緒になることが多く、仕組みも分かっているので正直に書きます。
良い点
- 匿名で査定依頼ができる。名前や電話番号を出さず、住所と面積・築年だけで相場感が取れる
- 提携約1,700社、最大6社まで同時依頼。地方の実家は地元会社の登録が多いLIFULLが向いている
- 連絡方法を電話・メール・郵送から選べる。「メール希望」にすれば営業電話は避けられる
気をつける点
- 大手不動産会社の登録は少なめ。大手の査定も欲しければ別途依頼する
- 会社によって対応速度に差がある。連絡が遅い会社は候補から外してよい
- 査定額が一番高い会社を選ばない。「なぜその金額か」を説明できる会社を選ぶ。高い数字より、説明の中身で比べてください
順番は「匿名査定で相場を知る → 3日間で貴重品と書類を確保 → 業者3社に見積 → 片付け → 売り出し」です。査定を最初に置くだけで、片付けの予算も、解体するかどうかも、買取に出すかも決めやすくなります。
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よくある質問
Q. 親が生きているうちに片付けを始めてもいいですか?
A. 生前整理として親と一緒にやるのが一番揉めません。親が自分で「残す・捨てる」を決められるので、亡くなった後の形見分けの争いが減ります。ただし親の物を勝手に捨てるのは避けてください。最初の一歩は、権利証や契約書の場所を親に聞いておくことです。
Q. 遺品整理の費用は相続財産から出せますか?
A. 相続人全員が合意すれば、遺産分割の中で片付け費用を精算するのが一般的です。ただし相続税の計算上、遺品整理費用は葬式費用のような債務控除の対象にはなりません。誰が立て替え、売却代金からどう精算するかを先に書面で決めておくと揉めません。個別の税務は税理士にご確認ください。
Q. 業者に頼んだら仏壇はどうなりますか?
A. 多くの遺品整理業者は閉眼供養(魂抜き)の手配と仏壇の引き取りに対応しています。費用は片付けとは別料金です。菩提寺がある場合は寺に直接頼むほうが安いこともあるので、見積前に確認してください。
Q. 片付けが終わるまで固定資産税はかかり続けますか?
A. かかります。1月1日時点の所有者に課税され、片付け中かどうかは関係ありません。加えて屋根や外壁が傷むと、自治体から管理不全空家の勧告を受けて住宅用地の特例が外れる可能性があります。片付けを理由に売り出しを長く止めないほうがいい理由の一つです。
まとめ
- 遺品整理業者の相場は2LDKで10万〜20万円、一軒家で22万〜70万円。自治体の粗大ごみと家電リサイクルで自分で出せば現金はおおむね3万〜10万円だが、時間がかかる。
- 業者を呼ぶ前の3日間で、貴重品と、再発行できない権利証・建築確認済証・境界確認書・購入時の契約書を確保し、残す物を家族で決め、大物の処分と買取を予約する。見積が下がり、事故も減る。
- 業者は「一般廃棄物の許可か提携先」「見積の内訳」「追加料金とキャンセル料の書面」で選ぶ。国民生活センターの相談例は、契約前の確認で防げる。
- 片付けずに売るなら買取業者の残置物込み、解体業者への丸投げは割高。どの出口も、片付けの前に相場を知ってから決める。
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