本記事はアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト)を含みます。
11月の夜、団地の部屋でベッドに入ると、壁がわの肩だけがひんやりする。朝は床に足をつけた瞬間に「冷たっ」となる。コンクリートの部屋に住んでいると、こんな冷え方に覚えがあるかもしれませんね。穴を開けられない賃貸でも、敷く・立てるだけの道具で、冷えの入り口はかなり減らせます。
選び方メモ
この記事の道具は、私は使っていません。壁や床に貼らずに置くだけで使えること、大きさと厚さがはっきり分かることを条件にしました。候補8点から、大きさや厚さを確かめられなかったものと、のりで貼る粘着タイプを外して、この3点に絞っています。ジョイントマットだけはメーカーのページが見つからず、商品名にある大きさで書いています。
ラグの下に1枚だけ敷くなら「ワイズ 厚型アルミホットンマット 3畳用」
私がまず足すなら、床です。壁より床のほうが、体がふれている時間が長いからです。
このマットは、幅240cm×奥行180cmで、厚さは4mm。表はアルミを蒸着したフィルム、中身は発泡ポリエチレン(細かい泡でできた軽いシート)です。床から上がってくる冷たさを、泡の層でさえぎるしくみなんです。
選んだ理由は、両面に滑り止めがついていること。ラグの下に敷くものは、上でずれると歩くたびによれてしまいます。両面が止まるなら、ラグも床もずれにくいです。3畳ぶんの大きさなので、6畳の部屋なら、座る場所と寝る場所の間を広めに覆えます。
- 向いている人:ラグやこたつ敷きをもう持っていて、その下に1枚足したい人
- 向かない人:ラグを敷かず、マットの上を直接歩きたい人(表がアルミなので、むき出しで使うものではありません)
- 気をつけること:火のそばに置かない。ストーブの熱風が直接あたる場所でも使わない(販売店のページに書かれている注意です)

Amazonで見る(ワイズ 厚型アルミホットンマット 3畳用)
コンクリートの部屋が、壁ぎわと床から冷えるわけ
団地の多くは、鉄筋コンクリートでできています。コンクリートは木よりも熱を伝えやすく、いちど冷えると、なかなか温まりません。
さらに、古い団地には、外の壁の内側に断熱材(熱を通しにくくする材料)が薄い建物や、入っていない建物もあります。外に面した壁は、夜のあいだに外の冷たさをためこみます。その壁のそばにいると、体の熱が壁のほうへ逃げていく。壁ぎわだけ寒く感じるのは、このためなんです。
床も同じです。コンクリートの床の上に、薄い床材やカーペットが1枚あるだけ、という部屋は少なくありません。1階の部屋だと、なおさら足もとが冷えます。
コンクリートの壁は、画鋲もなかなか刺さりませんよね。壁にものを掛けたいときの道具は、画鋲が刺さらないコンクリートの壁・天井の記事にまとめています。この記事では「寒さ」だけを扱います。
木造アパートの1階で床が冷える場合は、1階木造アパートの底冷えの記事のほうが合うと思います。窓まわりのすきま風なら、窓の寒さ対策の記事を見てみてください。
床と壁ぎわ、どこに何を足せばいい?
冷える場所によって、合う道具はちがいます。大きさと厚さで並べると、こうなります。
| 冷える場所 | 道具 | 大きさ・厚さ | 合わない部屋 |
|---|---|---|---|
| ラグを敷いた床 | ワイズ 厚型アルミホットンマット 3畳用 | 240×180cm・厚さ4mm | ラグを敷かない部屋 |
| 壁につけたベッド・ソファの横 | パークレーン 冷気遮断ボード LL | 幅200cm・高さ90cm・厚さ5mm | 家具と壁の間に5mmのすき間も作れない部屋 |
| ラグがない床・子どもが座る床 | ナイスデイ 厚さ2cm ジョイントマット | 55×55cmを32枚(6畳用)・厚さ2cm | 掃除機をよくかけたい人、敷きっぱなしにしたくない人 |
迷ったら、まず床の1枚から。壁ぎわの冷えが気になるのは、ベッドやソファを外の壁にぴったりつけている人です。家具の置き方で、2つめを足すかどうかが決まります。
ベッドが外の壁にくっついているなら、立てるボードを
団地の部屋は、家具を置ける壁が限られます。ベッドを外の壁にくっつけるしかない、ということもありますよね。そんなときは、ベッドと壁の間に、ボードを1枚立てる方法があります。
パークレーンの冷気遮断ボードLLは、幅200cm・高さ90cm・厚さ5mm。もとは窓ぎわに立てて使うボードです。シングルベッドの長さはだいたい2mくらいなので、幅200cmなら頭から足まで1枚で届きます。高さ90cmは、床からマットレスと掛け布団の上までを覆える高さです。
壁に貼らないので、のりの跡が残る心配がありません。ただ、折って立てられるか、はさみで切れるかは、商品ページで確認してください。部屋の長さに合わせたい人は、そこを見てから選ぶと安心です。
- 向かない人:ベッドと壁を数cmも離せない人。ボードをはさむ場所がないと立ちません
- 向かない部屋:窓の下にベッドがある部屋。窓の冷えは、窓のほうでふさぐほうが近道です

Amazonで見る(パークレーン 冷気遮断ボード LL)
ボードを立てるついでに、家具を壁から少し離しておくのもおすすめです。冷えた壁と家具の背中がくっついていると、そこに水滴がつきやすくなります。押入れの湿気も同じしくみで、団地の押入れのカビ臭さを見直す記事で、くわしく書いています。
ラグを敷かない部屋は、厚いジョイントマットで
ラグを持っていない人や、小さい子が床に座る家なら、厚さ2cmのジョイントマットという手もあります。アルミのマットの4mmと比べると、5倍の厚みです。55×55cmのマットが32枚で、6畳ぶんになります。
ばらばらのマットをつなぐ形なので、柱の出っぱりがある団地の部屋にも合わせやすいです。素材や、ホットカーペットを上に重ねてよいかは、商品ページで確認してください。
- 向かない人:掃除機をこまめにかけたい人。マットのつなぎ目にほこりがたまりやすいです
- 気をつけること:ずっと敷きっぱなしにせず、ときどきめくって床の湿気を逃がしてあげてください

Amazonで見る(ナイスデイ 厚さ2cm ジョイントマット 32枚組)
壁に貼る断熱シートを外した理由と、退去のこと
壁の冷えには、壁に直接貼るアルミの断熱シートも売られています。でも、今回は選びませんでした。
のりで貼るタイプは、はがすときに壁紙ごと持っていかれることがあるからです。冷えた壁は結露しやすいので、シートの裏に水がたまって、カビの原因になることもあります。私なら、壁には何も貼らず、立てるか離すかで対応します。
退去するときのお金の分かれ目も、少し知っておくと安心です。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、家具を置いたことでできた床のへこみや跡は、ふつうに暮らしていれば出るもの(貸主の負担)とされています。いっぽう、結露をそのままにして広がったカビやシミは、住む人の負担になることがあります。
つまり、敷く・立てるだけの道具なら、退去で困ることはほとんどありません。気をつけたいのは、道具よりも結露のほう。朝、壁ぎわや家具の裏をさわって、ぬれていたら拭いておく。それだけで十分です。部屋ごとのルールが気になるときは、管理会社か貸主に確認してください。
Amazon スマイルSALEは、11月4日(水)9時から12日(木)23時59分までです。ポイントアップのエントリーは、11月3日(火)0時から始まっています(条件は公式ページで見てください)。この3つがセールの対象になるか、値段がいくらかは、そのときの商品ページでしか分かりません。私なら、注文の前にラグの大きさとベッドの長さを測っておきます。
