YouTubeアパートメントラボのコメント欄に届いた質問に答える連載「コメント研究室」。実際のコメントを引用しながら、動画では答えきれなかった疑問にじっくりお答えします。
第7回のテーマは「立地・エリア選び」。物件の場所の探し方から、水害リスク・土地の歴史まで5問です。
Q1. この物件、広島のどこ?場所を詳しく知りたい
この物件は広島のどこにあるのでしょうか?すごく興味があります。
@アディ-i9b さん(「驚愕!?フルリノベされたルーフバルコニー付きのお部屋」のコメント欄より)
当サイト・概要欄では市区町村+最寄駅までを基本にしています。番地まで公開しないのは、いま住んでいる方のプライバシーと建物の防犯を守るためです。詳しい場所を知りたい場合は、記事記載の管理会社へ「アパートメントラボの動画を見た」と問い合わせていただければ、空室状況とあわせて正確な所在地を案内してもらえます。興味を持っていただいた物件ほど、この一手間をお願いしています。
Q2. 「昔は駅だった土地」みたいな歴史はどう調べる?
こことファミリーマートってJRの前身、国鉄西新駅だったんですよ〜。国鉄の土地だったのでMJRになったのかな?とにかく懐かしいです。
@ぴーちゃん-r6t さん(「希少な賃貸!?福岡屈指の文教エリアにある住宅型老人ホーム複合型賃貸」のコメント欄より)
地元の方ならではの情報、まさに「コメント欄で研究する」醍醐味です。土地の来歴は、国土地理院の「地理院地図」で昔の航空写真と今を見比べるのが手軽で面白い方法。図書館の旧住宅地図や自治体の郷土資料も使えます。来歴を知ると、地盤(元は田か造成地か)、道路の形の理由、街の性格まで読めてきます。ちなみにMJRはJR九州グループの住宅ブランドで、鉄道系の土地に良質な物件が建つのは全国共通のパターンですね。
Q3. 川の近くの物件、水害リスクはどう確認する?
スーパー堤防の質問を複数DMで頂きましたので紹介します。▶︎スーパー堤防とは?「堤防の高さの30倍の区域の土地の高さを盛り上げて、堤防が洪水や地震の液状化現象によっても壊れない」
@ApartmentLabo さん(「これが団地!?LDK22.3帖に床暖房と壁面収納を備えた3LDK」のコメント欄より(視聴者質問への回答コメント))
DMで多くいただいた質問なので、記事でも改めて。水害リスクの確認は各自治体のハザードマップと、国交省「重ねるハザードマップ」が基本です(洪水・内水・土砂・液状化を地図に重ねて見られます)。賃貸でも2020年から、契約前の重要事項説明で水害ハザードマップ上の物件の所在地を示すことが義務化されています。契約時に必ず説明があるので、その場で避難場所までセットで確認しておきましょう。川の近く=危険ではなく、「対策された土地か」を見るのが正解です。
Q4. バス便の物件ってやめた方がいい?
バス便と聞くと、本数が気になる私には、いきなり時刻表は理想的なスタート。広々とした敷地に遊び、学校へも近く、買い物も便利で住みやすそう。
@sorararara868 さん(「これが団地!?ワンフロアで100㎡を超えるUR賃貸住宅」のコメント欄より)
動画の冒頭に時刻表を映したのは、まさにこの疑問に答えるためでした。バス便物件の判断基準は「本数(日中1時間に何本か)・始発バス停か・雨の日の代替手段」の3点です。本数が多く座って通える路線なら、駅徒歩物件より広くて安い部屋に住める合理的な選択になります。逆に1時間に1〜2本だと生活がバスの時刻に支配されるので、車がない方には正直おすすめしません。時刻表と実際の遅延具合(朝の道路渋滞)まで確認を。
Q5. 内廊下と外廊下って、住み心地はどう違う?
内廊下は全く外が見えないのに明るい😊これなら女性でも1人の帰宅も怖くない?
@てらちゃん-t7z さん(「これが賃貸!?テラスやスマホで操作できる設備付きの一人暮らしのお部屋」のコメント欄より)
内廊下(建物内部の廊下)は、外から住戸の玄関が見えないため防犯・プライバシー面で優秀で、雨風に濡れず、ホテルのような静けさがあります。弱点は換気と共益費(空調・照明コストが乗りやすい)。外廊下は開放的で家賃が抑えめな一方、玄関まわりが外から見える・天候の影響を受けるという違いがあります。女性の一人暮らしなら内廊下は安心材料の一つ。他のチェック項目は防犯チェックリストにまとめています。
まとめ|街は「地図・時刻表・歴史」で読める
立地の良し悪しは感覚ではなく、地図アプリ・時刻表・ハザードマップ・地歴という「調べられる情報」の積み重ねで判断できます。エリアから物件を探すなら日本地図から探すページをどうぞ。あなたの疑問もぜひYouTubeのコメント欄へ。