【URまちとくらしのミュージアム】予約方法・アクセスと見どころ|昭和の団地を本物の住戸で体験(北区赤羽台)

【東京都の団地】昭和から続く団地の暮らしを、本物の住戸で体験できる施設の団地(北区赤羽にある【URまちとくらしのミュージアム】を見学。)
【URまちとくらしのミュージアム】予約方法・アクセスと見どころ|昭和の団地を本物の住戸で体験(北区赤羽台) 29:34

30秒でわかるURまちとくらしのミュージアム

  1. 昭和の団地の住戸を実物で歩いて比べられる同潤会代官山アパート、蓮根団地、晴海高層アパートの住戸が移築・復元されています。間取りと設備の移り変わりを、実際の空間で確かめられます。
  2. JR赤羽駅西口から徒歩約8分、団地の敷地内ヌーヴェル赤羽台(旧赤羽台団地)の敷地内にあり、入場は無料です。開館は9:45〜17:00で、水曜・日曜・祝日は休館です。
ひとこと10:00〜/13:00〜/15:00〜の1日3回・各回90分程度・定員20名で、案内は日本語のみです。駐車場・駐輪場はありません。

物件の基本情報・地図

物件名
URまちとくらしのミュージアム(団地(UR都市機構のミュージアム))
所在地
東京都北区赤羽台1丁目4-50(ヌーヴェル赤羽台〈旧赤羽台団地〉内)
最寄り
JR「赤羽」駅(西口)から徒歩約8分

東京都北区赤羽台1丁目4-50(ヌーヴェル赤羽台〈旧赤羽台団地〉内)

UR公式で見学の予約方法を見る

間取りや写真を見る

動画は、外観 → 同潤会代官山アパート → 蓮根団地 → 晴海高層アパート(6階・5階)→ 団地の配置20選 → 住宅設計の移り変わり の順に進みます。

写真は内見動画(2025年4月公開)から切り出したものです。家具は撮影時に置かれていたものです。

外観・入口

ヌーヴェル赤羽台(旧赤羽台団地)の敷地内にあります。見学は事前予約制のツアーです。

外観▶ 0:30ミュージアムの建物。団地の緑の中にあります
入口の銘板▶ 0:03「URまちとくらしのミュージアム」の銘板
団地の住棟▶ 0:42敷地内に残る昭和の住棟。壁面に緑が広がります

同潤会代官山アパート(単身用)

1927年の同潤会代官山アパートです。単身用は台所や風呂が付いておらず、お風呂は敷地内の共同浴場を使いました。

居室▶ 3:39造り付けの寝台がある単身用の居室
机と本棚▶ 3:45机と本棚を置いた単身用の部屋
共用の水まわり▶ 3:51棚に洗面器。トイレと洗面所は各階共用でした

同潤会代官山アパート(世帯用)

世帯用は3〜4人の家族が暮らす想定の広さです。縄梯子や火に強い扉など、震災の教訓が間取りと設備に入っています。

世帯用の居室▶ 5:57広さは28㎡。ガスストーブが置かれた和室
台所▶ 4:18世帯用は台所・トイレ・洗面台付き
ガス栓まわり▶ 6:12ガス栓のそばに置かれた調理道具
縄梯子▶ 5:03玄関先に下がる緊急避難用の縄梯子
玄関扉▶ 5:42一見木製の扉。鋼板を巻いて補強しています

湿気対策とダストシュート

密閉性の高い鉄筋コンクリート造だったので、畳の下に湿気に強いコルクを使うなど工夫がありました。ダストシュートは衛生面などの理由で次第に使われなくなりました。

畳の構造▶ 7:06畳の下にコルクを敷き、上からゴザをかけた構造
ダストシュート▶ 7:51ごみを流し入れたダストシュートの実物展示
窓際の流し▶ 7:48窓際の流し台。ざるが置かれています

蓮根団地(食寝分離)

1957年完成の蓮根団地は、食事の部屋と寝る部屋を分けた食寝分離の2DKです。団地の代名詞といわれた間取りを実物で見られます。

ダイニング▶ 9:00ダイニングキッチン。テーブルは備え付けです
和室▶ 9:57寝室にあたる和室。奥にテレビが置かれています
台所▶ 10:33石造りの流し台とガスこんろの台所
トイレ▶ 11:21段差のある和式の水洗トイレ
木製の浴槽▶ 12:24下でガスを焚き、煙突から排気する木製浴槽

晴海高層アパート(模型・案内板)

1958年完成の晴海高層アパートは、日本住宅公団が手がけた最初の10階建て高層住宅です。コスト削減のため、エレベーターが止まる階と止まらない階がありました。

晴海高層アパートの模型▶ 12:42高層住宅の模型。骨組みと各階の様子がわかります
エレベーター扉▶ 13:18当時の落書きが残るエレベーターの内部
案内板▶ 13:57部屋番号が並ぶ晴海高層アパートの案内板

晴海高層アパート6階(エレベーターが止まる階)

共用廊下は子どもが三輪車で駆け回れるほどの広さでした。電話は廊下に1台で、呼び出しはお部屋のブザーで知らせました。

共用廊下▶ 15:09エレベーターが止まる6階の共用廊下。幅は約2mです
黒電話▶ 16:51廊下に付いた黒電話。上下3フロア共通でした
居室▶ 17:486階の和室。延床面積は30㎡です
流し台▶ 19:30ステンレスの流し台。都内で最初期の採用とされます
洋式トイレ▶ 19:51洋式トイレ。晴海では1958年から採用されました

晴海高層アパート5階(エレベーターが止まらない階)

共用廊下がない階は、光と風が南北に抜けて人気がありました。上の階の配管を隠さず見せるなど、広く見せる工夫があります。

ダイニングと和室▶ 20:24ダイニングと和室がつながる39㎡の住戸
露出した配管▶ 21:21排水管をあえて見せて圧迫感を減らしています
流し台▶ 21:39ステンレスの流し台と棚、2口のガスコンロ
和室▶ 20:51畳の部屋。バルコニー側から東京湾が見えたそうです
木枠のサッシ▶ 22:27木枠のサッシから光が入る居室

団地の配置20選

初期の団地は日当たりを重視した南面並行配置が中心でした。1970年代には、都心の土地を有効に使う配置も増えていきます。

配置模型の壁▶ 22:36団地の配置を再現した模型が壁一面に並びます
南向きの住棟▶ 23:15住棟を南向きに平行に並べた団地の模型
配置の違い▶ 24:30南面並行にこだわらない団地の配置模型

住宅設計の移り変わり

団地改修のビフォーアフターを見られるタッチパネルもあります。設備の細かな変化まで、実物で追えるコーナーです。

年表▶ 25:21UR供給住戸の数と年代がわかる年表
間取りの変遷▶ 25:36年代ごとの間取りの変遷を示す模型
設備・部品の展示▶ 26:21団地で実際に使われた設備や部品の展示
インターホンの変遷▶ 26:39インターホンやスイッチの移り変わりの展示
玄関扉と郵便受け▶ 27:09団地の玄関扉と郵便受けの展示

予約方法と当日の流れ

予約はオンラインだけです。公式サイトの「来館予約をする」から予約サイト(株式会社グッドフェローズが管理)に進み、日付とツアーの時刻を選びます。入場無料なので支払いはありません。

受付は見学2か月前の1日からです。2025年12月19日開催分から当日予約もでき、当日はツアー開始1時間前まで受け付けています。

日曜・祝日は休館です。週末に行くなら土曜を選びます。

団体の貸切は学校関係(保育園から大学・専門学校まで)だけで、見学6か月前からお問い合わせフォームで受け付けています。

行けなくなったら、予約システムから必ずキャンセルします。直前の変更や遅れそうなときは電話(03-3905-7550)へ。

当日は各回5分前から受付です。ショルダーバッグなどの小さい荷物も含めて100円返却式のロッカーに預け、撮影用のスマートフォンやカメラなどポケットに入るものだけ持って回ります。スーツケースなどの大きい荷物は預けられません。

展示ルートでは飲食できません。ペットボトルや水筒など蓋の閉まる飲み物は、各廊下で飲めます。売店はなく、館内は全面禁煙です。

1階では書籍やモニターで資料を見られ、ここは予約なしで使えます。

写真の欄にない展示と屋外の住棟

URシアター:日本の集合住宅のはじまりから、UR都市機構のまちづくりの変遷までを4面のスクリーンで見る映像です(約7分)。

多摩平団地テラスハウス:専用庭のある長屋建ての低層住宅です。昭和30年代に主に郊外の団地で多く建てられ、庭が近所づきあいの場になりました。

団地はじめてモノ語り・メディアウォール:暮らしを支えてきた住宅部品を壁一面に並べた展示と、URが手がけた都市再生・ニュータウン・震災復興支援の事業を一望できる壁です。

ラボ41:屋外にある5階建ての「板状階段室型」の住棟です。全住戸に光と風が入るよう南向きに建て、南側にバルコニーを付けた、高度経済成長期の標準の形です。

スターハウス42・43・44:三角形の階段室のまわりに各階3戸を放射状に並べた、Y字型の塔状の住棟です。全住戸が3方向で外気に接します。ラボ41とスターハウスは内部の常時公開がないので、外から形を見ます。

流政之氏のファニチャー:旧東鳩ヶ谷団地(1958年〜)で使われていたものを移設・保存しています。のちに世界的な彫刻家となる流政之氏のスケッチから生まれました。

YouTubeのコメント

食寝分離のスタイルは団地が先駆けなのは知ってたけど、それ以前の初期の初期は昔ながらのちゃぶ台スタイルのお部屋だったのは初めて知りました

@チコリータ-x8o さん研究員 Lv.27

懐かしすぎる〜😂
まさにこんな間取り、設備のアパートで育ちましたよ!
木の浴槽、お湯が柔らかくていい香りだったなぁ

@ひまママ-f9h さん研究員 Lv.10

実家は川と川に挟まれたところにあるので広い土地がなく公団とかはあまりなかったので、子供の頃は知らなく、つい最近までURさんのことはあまり知らなかったのですが、アパラボさんの動画で知ることがでて、将来お世話にもなれるのかと言うことを知りました。
築年数が多いところも多いから、昔がどうだったかとか気になってきていました。
ちょっと見に行きたいですね。

最初の説明のところで震災や戦争の復興などで建てられるようになったと聞いて、技術の進化や文明の発展はそういうことが多いいなと思ったらそうだよなぁという感想が頭を占めてしまいなかなかコメントできずでしたが、そういうところも含めてもう1時代のこととして見学するのも面白そうです。

@悦子西村-k2x さん研究員 Lv.53

よくある質問6つ

池袋まではどのくらいかかりますか?
最寄りのJR「赤羽」駅(西口)まではミュージアムから徒歩約8分です。赤羽駅から池袋駅までは約8〜12分(JR埼京線や湘南新宿ラインで乗り換えなし)です。ミュージアムを出てからだと、池袋駅まで約16〜20分が目安です。
見学に予約は必要ですか?費用はかかりますか?
見学は事前予約制のツアーのみで、入場は無料です。10時・13時・15時からの1日3回で、各回約90分、定員は20名です。休館日は水曜・日曜・祝日(年末年始や臨時休館あり)です。予約の受付期間や開館カレンダーは変わることがあるので、UR公式「URまちとくらしのミュージアム」の見学のご案内で確かめてください。
URまちとくらしのミュージアムの内見で確かめることは?
URまちとくらしのミュージアムの内見では、次の3つを確かめてください。1)晴海高層アパート6階と5階で、共用廊下の有無と光・風の抜け方。2)蓮根団地の2DKで、食事の部屋と寝る部屋の分け方。3)同潤会代官山アパートの単身用と世帯用で、台所・風呂の有無と広さ。気になる点は管理会社・仲介会社にその場で聞いておくと、申し込んだ後の行き違いを防げます。

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